おっぱいを見てくれ!
お昼休みから戻り、調剤室で
んは~。満腹~*.・(´∀`)/。・*
なんて幸せ気分に浸っていたら
「おっぱいを見てくれ!」
は、えぇっ!!? Σ(゜д゜;)
続いて、うちの事務さんの声。
「あの、ここにはお医者さんがいないので、
そういうことはできないんですよ!」
「いいんだ! いいから、ちょっと見てくれ!」
「ゴメンなさい。ここには、
薬剤師しかいないんですよ!」
「いいよ!だって、先生が見てくれなかったんだから!」
患者さんは、年配の男性でした。
どうやら胸になにか症状があって、
今日行った病院で先生についでに診てもらおうとしたら
断られた様子。
事務さんが困惑しているし、
お昼休みからあがった薬剤師は私だけ。
これは…(-_-;)
…私が行かなきゃ、ですよね。
「見てくれ!」
「ゴメンなさい!できません!」
受付で↑こんなやり取りをする二人のところへ
一応、「こんにちは~」と挨拶しながら行ってみました。
すると、
「お、あんた、ちょうどいい!
ちょっと見てくれ!!」
え―――――――――――っ!!!
Σ( ̄□ ̄;)
シャツの裾に手をかける患者さんを
必死に止めるカモ。
「待ってください!
お体を見て、“診断”するのはお医者さんだけって
決まってるんですよ!」
「そんなこと言われても、
先生に診てくれって言ったのに
『女ならいいけど男の乳なんか見るか』
って言われたんだよ!」
再び、
え―――――――――――っ!!!
Σ( ̄□ ̄;)
いったい、何科に行ってきたんですか。
受付の処方箋を探そうと
あたしの目が泳いだのをすかさずキャッチする事務さん。
「眼科の患者さんです」
と小さく耳打ちしてくれました。
眼科。
眼科で、おっぱい。
そりゃ、診ないですよ……・・・・il||li _| ̄|○ il||l
固まるカモに、まくしたてる患者さん。
「なんともないのに、触ると痛いんだよ!
腫れてもいないし、普通にしてるとなんともないんだ。
触ると痛いんだよ!」
うわぁ…
これは…
OTCというより、皮膚科行き?
「あの、もしお時間があるようでしたら
近くに皮膚科さんもありますから
そちらで診てもらった方が良いと思いますよ」
しかし。
「ちょっとでいいんだ!」
なんとか患者さんが裸にならないまま
堂々巡りをしていると、
「どうしたの???」
目を丸くしながら管理薬剤師、登場。
カモと事務さん、たぶん顔にタスケテと書いてありました…。
カモと事務さんが振り返ったことで
患者さんの矛先は管理薬剤師へ。
「あんた、ちょっと診てほしいんだ!
おっぱいが、痛いんだよ!」
とつぜんの訴えに仰天しつつも、
席に座るよう促す管理薬剤師。
そして、午後の患者さんが来はじめたので
カモは二人が話し込む隣で
ほかの患者さんに薬を渡し続けてました。
どれくらい話していたかは分かりませんが、
おっぱい、おっぱいと言っていた患者さんは
なにやら納得して帰った様子。
なんだったんだろう???
と思って、後で管理に聞いてみたら
「泌尿器科にもかかってるって言ってたから
もしかしたら薬の副作用とかもあるかもしれない。
でも薬の名前が分からないと判断できないって
説明して、一度帰ってもらうことにしたんだ」
副作用。
なるほど~。
ちなみに、疑ったのは「女性化乳房」だそうです。
男性の乳房が女性のように大きくなってしまう症状。
また、見た目では分からなくても、
今回のように痛みを感じたり
シコリがあったりするみたいです。
「胃潰瘍の薬でも起きるし、
けっこういろんな薬であるよ」
ふむふむ__φ(。。)メモメモ
勉強になりました。
★登録してみました。よかったら、ヨロシクです。
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