患者さん、こんにちは。

薬局と、エコ。

Yakkyokutoeko_2

買い物をするときなどで、
カモはよく「袋、いりません」と言います。
 
 
でも、カモは薬局で働いているとき
たくさんの患者さんに、
薬袋(1日3回毎食後、など薬の飲み方を書いた紙の袋)
に入れた薬をさらに
白い手提げ袋に入れて
お渡ししています。
 
 
カモ自身が
「丁寧に袋に入れてもらっても、
その袋って……使い道が思いつかないし
無駄になってしまうな」

と考えるタイプなので
 
 
お渡しする薬が多くて
そのままではご自宅での保管が難しいかな
と思う患者さんには
 
「袋、お入れしますね」
 
とお話しますが、
 
 
 
薬袋1つだけで
むしろ手提げ袋に入れたらかさばる
手提げ袋を捨てる手間をかけてしまうかな

と思う患者さんには
 
「袋、お入れしますか?」
 
「このままでよろしいですか?」
 
とお伺いします。
 
 
 
それから
薬袋1つ分くらい入りそうなサイズのカバンをお持ちであれば
カモが渡す手提げ袋で手に持っていただくより、

しっかりカバンにしまってご帰宅いただきたい

と思ったりします。
 
 …帰宅途中でどこかに置いてなくしてしまった
 お電話いただくこともあるのです。。。

 
それでカバンにしまっていただこうと
そのままお渡ししようとすることもあります。
 
 
もちろん、どんな対応でも
 
「袋ちょうだい」
 
とおっしゃる方はいらっしゃいます。
 
 
 
 
逆に、カモが何か言う前に
 
「袋いらない」
 
「そのままでいいです」
 
「かばんに入ります」

 
とおっしゃる患者さんもいらっしゃいます。
 
 
 
「いつももらってる薬だから」
と、薬のために持参された袋を
バッと広げる患者さんもいらっしゃいます。
 
 
 
今はエコバッグが世の中にあふれ、
スーパーマーケットでも「袋は○○円です」
と課金する店が増えていますよね。
 
 
 
病院にかかったあと、
大多数の方は処方箋を渡され
薬局で薬を受け取ることになると思うんです。
 
 
だから。
 
 
病院へ行くときに、

マイバッグを持参しませんか。
 
 
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待ち方、いろいろ。

Machikatairoiro_5

薬局は、患者さんが最後に寄る場所なんだなぁと

しみじみ実感してしまいました。

 

病院に限らず、ずーっと長いこと待っていると

なんか体を動かしたくなるの、わかります。

 

でもこんなに明らかに「体操」をしてらっしゃったことに

カモはビックリしました。

 

お名前をお呼びするまで続いたよどみない一連の動き。。。

 

いつもご自宅でされてらっしゃるのでしょうか。。。

 

_________________

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紙ですから。

いつもなら、ご本人がいらっしゃる方。

その日は
ケアサービスか何かの職員の方が
代理でおくすりを取りに来られました。


いつもどおり、おくすりについてご説明して
おくすりの内容を確認していただき、

カモ
「おくすり手帳はお預かりになってますか?」

と伺うと…、

代理の方
無いと思います」


え?

いや、あの、「預かってません」なら、わかります。

そうではなく、

無い……??

しかも何やら自信ありげです。


???


カモ
「あの、こちらでお作りした手帳を
お使いになっていらっしゃると思いますが…」



代理の方
「ええ。たぶん、あったんだと思います。
でも、今はないみたいなんです」



無くしちゃった…の、かな?

首をかしげるカモに、

代理の方
「ご自宅が、火事にあったんですよ」




え――――――――――――――っ!!!

Σ(゜□゜;) か、火事!!??





代理の方
「だから、燃えてしまっていると思います」


それで今、施設にいるとのことでした。

おくすり手帳がなくなって、
ご本人がどんなおくすりを飲んでいたのか
把握するのに大変だったと
代理の方はお話してくださいました。



今後は火にも強い素材の検討を…


なんて。

…経費的に無理かと思われます。orz

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シェイク、シェイク!

外用のくすりには
「よく振って使うこと」
というものがあります。



これはおくすりの性質によるため。


今回は、
懸濁液を使っている患者さんの話です。


懸濁液は液体におくすりの成分が
完全に溶けていません。


なので、
そのへんにコロンと置いておくと
容器の下のほうにおくすりの成分が
たまってしまいます。



そのため、
使う前に振らないとひどい場合

最初はサラサラ、最後はザラザラ

なんてことになることもあります。



おくすりの濃度や効果への影響も考え
かならず
「使う前に、おくすりが均一になるよう
よく振ってくださいね」

と、ご説明しています。



新人の頃
「どれくらい振ったらいいか
聞かれたらどうしよう」
と思い、

先輩に聞いたら、
くすりをふりふりしながら

「こんな感じ」

と言われたので、

初めて使う患者さんには
カモが手に持って
「よく振って」と言いながら
振って説明しています。



ただ、
もうずーっと、何年も使っている患者さんには
毎回、毎回、「よく振って」とは言いません。





でも。





こんな方がいらっしゃいました。


先輩に聞いておいて良かった
…ということ?




患者さん
「あの、このくすり。振って使うやつ」


カモ
「はい。そうですね」


患者さん
「どれだけ振ればいいのかねー。

私はこうやってるんですよ」



ひょいとおくすりをつまむ患者さん。
 
カモは見守ります。


患者さん
「こっちを上にして。30回、振るんです」


ふりふりふりふりふりふりふりふりふりふり…

 (゜o゜;) お、おぉ~念入り…。 


でも、そこまでは…
と思い、カモが口を開こうとすると


さらに続きがありました。


患者さん
「今度は、逆さまにして。
もう一度、30回、振るんです」


ふりふりふりふりふりふりふりふりふりふり…


 ( ̄~ ̄;) ……。





カモ
「あの、もっと簡単でも良いですよ」


患者さん
「え? (゜д゜)」


カモ
「おくすりがちゃんと混ざればいいので、
これくらいでも、大丈夫ですよ」



ふりふり、ふりふり、ふりふり。



おくすりを振るカモの手先を見て
止まる患者さん。


患者さん
「でも」


 (・_・) でも?


患者さん
「振りすぎることはないでしょう?
30回、やったって、いいでしょう?



 た、大変じゃないのかな…

と思ったものの。


カモ
「そうですね。このおくすりは大丈夫です。
それだけ振れば完璧だと思いますよ」



そう伝えると
満足した様子でお帰りになりました。



コンプライアンス、良好…と___φ(。。)

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うすい!Part2-2

あるくすりの大ファンになってしまい
「もっとたくさんほしい!」
と訴える患者さんvsカモ。

「うすい!Part2-1」のつづきです。


渦中のくすりは
効くけど、使いすぎると
くすりがないとダメになっちゃうかもしれない。

という厄介な特徴があるもの。


そんな内容を患者さんに伝えると、
一瞬ひるんだものの


患者さん
「だーいじょうぶだよ!
気をつけて使うから」




Σ( ̄д ̄;) ぜったいダメー!!



さらに聞いてみると


患者さん
「先生からも言われたよ。
あまり使わないようにって」



 (´д`;) え~

…ドクターに言えなくて
薬剤師に交渉する患者さんって
けっこういます。よね?



さらに患者さんは
OTCより医療用医薬品が
いかに優れた効き目を示すか語って下さいました。


患者さん
「胃の薬とかもさー、
市販じゃダメなんだよ。

なんていうの。

くすりって、ある程度までは飲んでも効かない、
こっから効くっていうのがあると思うんだよね」



カモ
「そうですね。治療域というのがあります」


カモのちょっとした専門用語は聞き流し、
患者さん
「うん。それが俺の場合、きっと
市販のだと飲んでも全然意味ないんだ。

薄いでしょ?市販の薬って」



カモ
「市販のくすりはどなたでも買えるため
安全を考えて作られてますから…」



患者さん
「まったく同じじゃないと、ダメなんだ!
だから、これじゃダメ!


と、カモが持ってきてたOTCを指差し
患者さんのトークはヒートアップ。


知ってるんだよ、俺。

このシリーズにはこの成分が入ってること。
でも、似てるだけで
こっちのくすりの成分と同じじゃないでしょ。



しかも薄い!


俺は、濃度にこだわるんだ!!



 (゜0゜) …き、決まった?


でも。

治療に必要な量だけ。
増量はなし。で、お帰りいただきました。



ただ最後に患者さん
「別件でまた病院に来るから
そのときにこのくすり、出してもらえるか
先生にお願いしてみる。

ちょっとズルイやり方かもしれないけどな」


と作戦をぼそっと打ち明けて帰られました。

どうなることやら。

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うすい!Part2-1

「だから市販の薬じゃダメなんだって!

これ、よく効くんだ。

だからもっと多めにほしいんだよ!」





そうカモに訴える患者さん。
推定年齢56歳、男性。
会社で部長と呼ばれ
時にはクライアントに泣き落としをかけ
契約にもっていきそうな営業マン風。



前に同じくすりを処方され、
とてもよく効いたことで

大ファン

になってしまったご様子。



そう言われても
カモは処方箋どおりにしか
おくすりを渡せません。


カモが強情とか融通が利かないのでなく、
これは決まりです。



そして、くすりは先生が診断して
症状にあわせて処方されるもの。


しかも今回の患者さんの場合は
この量で十分治ります
という処方っぽいし…。



疑義照会じゃないよ、これ。



というわけで


類似の成分が入った市販のくすりもあるので
カモが薬局のOTCを持ってきて
箱の成分表示を見せながら説明したところ、

「市販の薬じゃダメ」という
さっきの訴えが返ってきました。



うーん…



患者さんの訴えはつづきます。


患者さん
「あのね、俺もね、若い頃はよかったんだよ」


む、昔話キター! (゜∀゜)ノ


患者さん
「若い頃はさー、
酒飲んでも市販の薬とかで
ちょちょいって治っちゃったんだ。


けどねー。



もうダメなんだよ。

市販のじゃ、効かない。
だからこれがあると
何かと重宝するんだ




いや、そんな重宝するって…

気持ちはわかりますけど…(爆)




実はこのくすり、

よく効くけれど、使いすぎると
逆に使わないといられなくなりやすい

という特徴があります。



これは安易にたくさん処方できません。


そのへん、ご理解いただかなくては。


なのですが…。長くなってしまったので、つづきはまた明日!

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うすい!

「この前、あんたんとこでくすりもらったんだけど、

袋に押してるハンコ。

こんなに薄いんじゃ見えないよ!」




薬局には時々、こういうクレームの電話も入ります。




「一瞬の気づかい」で書きましたが、
カモたち薬剤師は3種類のハンコを使っています。

おさらいすると…
・「調剤済」という言葉と日付、カモの氏名が入ってるもの
・カモの氏名のみ
・カモの氏名と薬局の名称と所在地が入ってるもの
です。


このうち、日付が入っているハンコ。


これが

一番押す回数が多く、

かつ

キレイに押せてなきゃいけないハンコ

なのです。



先輩いわく、
「患者さんはこの日付を見て
この前いつ病院に行ったか確認してる」




ふーむ、なるほど。




たしかにクレームでは
「いつだったか教えてほしい」
と言われるケースもあるそうです。


…あるそうです。
と、聞いた話になってしまうのは、


カモの薬局では
電話は基本的にはまず事務さんが出るためです。



それから必要に応じて事務さんが判断して
薬剤師や社長に電話を回します。




「ハンコが薄い!」
というクレームはおくすりに関する内容ではないので

今のところ事務さんが対応してくれています。


事務さん、ゴメンなさい。

いつもありがとうございます。



電話が終わった後で
事務さんから
「ハンコが薄いって電話があったので
インクの補充をお願いします」


と言われると、



薬剤師側はみんなでコウベを垂れて
「あ、はい。すいません…」

これはつまり、みんな思い当たる節がある?(笑)


そして最近、インクの補充をした記憶がない人は

「じゃあやっとくかー」

と言って、ハンコのフタを開けて
ちゅる~っとインクを入れております。






こういうときは
たいてい全部のハンコに入れますが、

どのハンコかたずねると
毎回、事務さんの返答は
「あの、調剤日が入ってるやつです」




なるほどやっぱり。

なんて納得してないで
薄くならないよう、気をつけます…。



「濃い」「薄い」は人によって違うし、

でも入れすぎるとインク漏れするし…(>_<)




今後もハンコ研究を重ねていきたいと思います。(・∀・)ゞ

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泣かないで。

きちんと決まった間隔で病院に来ては
薬をもらっていくおばあちゃん。


でも今回は少し、遅くなっていました。


どうしたんだろう…?

まずはいつもの定型トーク(?)から。

カモ
「お変わりはないですか?」

おばあちゃん
「………」


おばあちゃんは口を結んだままでした。


カモ
「お体の具合が悪かったのですか?」




おばあちゃん
「………」


おばあちゃんはちょっと体をゆするだけ。


カモが耳が遠かったんだっけ?
と平和な思考を働かせていると、


おばあちゃんが予想外の動きをしました。



おばあちゃん
「うぅ…」


文字にすると難しいですが、
苦しんでいるのではありません。




Σ(゜□゜;)!!??

カモ、大困惑。




おばあちゃんの目からはがあふれてきました。

おばあちゃん
「先月末に…夫が亡くなって」


静かに語りだす、おばあちゃん。


おばあちゃん
「私は体調を崩していて…うぅっ」


カモはどう言葉を返したら良いのか
わかりませんでした。

うなずいて、話を聞いてました。


それから気づいて、
机の中のティッシュを差し出そうとすると
おばあちゃんは手で断って
自分のバッグからハンカチを取り出しました。



おばあちゃんの話はつづきます。



おばあちゃん
「私は施設にいたから、死に目が見られなくて…。


ハンカチで目頭を押さえ、
頬をつたう涙を拭くおばあちゃん。


もっといろいろ、看病とか…できたら良かったのに。



私がこんなだから…」



かろうじて、口を開くカモ。

カモ
「思い出させてしまって、ゴメンなさい」






少し、落ち着いてきたおばあちゃん。

「いいえ。まだ、立ち直れていなくて。ダメね」
と言って、カモにも気遣ってくれました。


そして姿勢を正すと
いつも通り、会計を済まして薬局を後にしました。



何を言ったら良かったのだろう。

まだまだ、分からないことも、できないことも、
カモにはたくさんあります。

………。

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そうじゃなくて。

日本語って、むずかしいなーと思います。




新人の頃の話です。

…と言ってもカモは2年目薬剤師なので
去年のことなのですが。



処方箋と薬をよくよく指差し確認して、

薬歴をフムフムとよくよく読んで



うん。大丈夫だ!



と1人うなずき、患者さんを呼びました。




待合室の長いすからゆっくり、ゆっくり立ち上がり、
ゆっくり、ゆっくりと歩いてくるおばあちゃんでした。



お名前を確かめ、ごあいさつ。


カモ
「お待たせいたしました、こんにちは!」


おばあちゃん
「はい。こんにちは」



よし。じゃあ薬の説明だー。

気合を入れて、


カモ
「今日は、お薬が2種類ですね」


おばあちゃん
「あー。そうですか」



まずは何でこの薬が処方されたか
症状をうかがう、と。


心の中で順序を確かめ、



カモ
「今日は、何で病院にいらしたんですか?」


おばあちゃん
「うーん?」


考え込むおばあちゃん。

回答を待つカモ。





おばあちゃんの答えは…




「バス」





 ○| ̄|_



もう、一気にガックーでした。




おばあちゃん
「うちから駅までは歩いて…」






カモ
「あ、あの。交通手段ではなくて」


おばあちゃん
「えー?」



カモ
「今日は、何か気になる症状があって
病院にいらしたんですよね?」



おばあちゃん
「そうだぁ。ここだぁ」


患部を指差すおばあちゃん。


そうなのです。

そこの話が聞きたかったのです。






聞き方が悪くてゴメンなさい。


以降は改めて、
「今日はどうされましたか?」
と聞くようにしています。


本当に日本語って、むずかしいです。

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癒着

「あれ、そこに書いてないの?」



カモが手にする処方箋を見ようと
身を乗り出すオバちゃん患者さん




昨日とは別の方です。



「今日、病院でいろいろ検査してきた」
とおっしゃったので、結果を伺ったら
そんなお返事でした。



そうなのです。



処方箋には、検査結果も書いてありません。



そしてさらに。





オバちゃん患者さん
「え? 病院から聞いてないの?」





どうやらオバちゃん患者さんは
病院と薬局がツーカーの仲だと思っている様子。


Σ(´А`)そ、それはかなり問題ですよ。



カモ
「病院の向かいにある薬局は多いですが、
まったく別なんですよ」



と説明すると、



オバちゃん患者さん
「あらー。そうなのぉ。
じゃあ、自分で聞かないとダメなのねぇ。


でもきっと聞いても忘れちゃうわぁ。
うふふふふ」




ペロリと舌を出すオバちゃん患者さん。








そこのフォローはちょっと出来かねます…。

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病名は……。

おもむろに患者さん。

「で、病名はなんだったんですか?」



突然の質問に、ついキョトンとしてしまうカモ。




「え? 書いてないんですか?」


そう言って、患者さんは
カモが手にする処方箋を見ようと
身を乗り出してきました。





処方箋には、病名は書いてありません。


あ、特別な場合をのぞいて、です。

薬の中には「この病気のこういう治療が目的」
と書くようになっているものもあります。



例外は今回は置いておいて、話を戻しますと。



薬剤師はドクターが処方した薬から


あれだろうか


これかもしれない


それっぽいなぁ


まさか…



といろいろ考えます。


そして実際にお薬をお渡しするときに
患者さんから現在の症状と
ドクターが話していた内容をうかがって、
頭の中で照合させています。



似た名前の薬は多いし、
同じ薬でも治療する目的によって
飲む量が違う場合もあるので

患者さんからお話をうかがうまでは
推測の域を出ないのです。



というようなことを
手短に患者さんに伝えたものの、
ドクターに聞かなかったことを
非常に残念がっていました。


推測でゴメンなさい。
でも、そこはドクターの領域なのです。
 
 
 

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今後、薬局でお薬をもらうときに
薬剤師がコミュニケーションを求めてきたら
できるだけ応じてくださいませ。

安全に薬を使っていただくためにヨロシクです。

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味噌汁を攻めないで。

最初、カモは先輩に
「薬歴を読んで勉強して」
と言われていました。


薬歴とは、いわゆるカルテのこと。
調剤薬局なので
主に、お渡しした薬の履歴を
記録していきます。


SOAP(ソープ)形式
なんていう名前のやり方で、
その日に患者さんと話した内容や
次回への伝達事項などを書いています。



ソープ…。

変なトラバ付きそうだなぁ…


ま、そこから一般的に想像されることは
置いておいて。




先輩の教えを受けて
定期的にいらっしゃってる患者さんから
パラパラと薬歴を読んでいくことにしました。





…そしたら、


ある時期にずーっと抗生物質の目薬が
出ていたおばあちゃん。



毎回、毎回、

「目やにが治らない」

「まだ出ている」



を繰り返し、目薬が変わったときには


「これで治るだろうか」

「やっぱりダメだ」



と訴えていました。






ふむ、ふむ、とページをめくっていくと…



ご自分の目やにの原因を考え始め、



あれが原因ではないか。


これのせいではないか。


とさまざまな推理を展開。




お薬のせいにしてみたり…


シャンプーとかのせいにしてみたり…





カモの中でスゴイ! と思ったのが







「味噌汁を飲むから、目やにが出るんだ」






おばあちゃん……。






それじゃ日本人の大多数が
毎日、目やにだらけですよ…

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水虫は、治ります。

昨日ご紹介させていただいた、
TVCMで水虫を自己発見したオバちゃん
の続きです。

もう一生、治らないのかと思うたびに、
発見当時を思い出していらっしゃるご様子。





オバちゃん
「ずっと爪が白くてさ、
でもこれが水虫だって思ってなかったの」

カモ
「そうでしたか。
たしかに水虫はいろいろなタイプがありますね」



オバちゃん
「それがCM観て分かってさー…。

だから気づいたの、ここ2~3年なのよ。



もうずっと病院に来てるけど


……。



本当に治るのかしら」




うーん…。

水虫は治るのですが、
かゆみや痛みなどの自覚症状がないケースも多く
もう大丈夫だと自分で判断したり、
何ともないから通院が面倒になって
治療をやめてしまう方が多いもの。



それに、「きちんと治す」というのが
またけっこー時間がかかります。



でも。


「治らないのでは…」
とあきらめモードになってる患者さんに
「じゃあ薬をつづけよう」
と思ってもらうようにうながすのもカモの仕事。




発見が早いと、治りも早い
と言われていますが…

オバちゃんはもういつからなのやら…



でも、いつまでかかるかわからないにしても
やっぱり治るものは治るので

「根気よくお薬つづければ、大丈夫ですよう!」

と明るく対応。


オバちゃんは
「そうよねぇ。頑張るしかないのよねぇ」

と言いながら薬の袋をぶらぶらさせて
お帰りになりました。


お大事にどうぞ~^^


梅雨入り。
水虫が手ごわいシーズンになりました。
治りかけの皆さんは、ここが山場です。
うまく乗り切れますように(^人^)合掌☆

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CM効果

毎度、うんざりした顔で薬をもって帰るオバちゃん。

「はー。
もう一生、治らないのかねぇ…」

カモ
「治りますよ!
…ただ、少し時間はかかるかもしれませんが」

 

オバちゃん
「私ね、CMで初めて知ったのよ。

それまで全然、気づかなかったの」





オバちゃんが闘っている病気。




それは…、









水虫です。




CMも早期発見を助けるんだなー
なんて思ったケースでした。

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もう、ないんです。3

薬はまったく同じにもかかわらず、
包装が変わったことで
「薬が違う。これは効かない」
と訴える患者さん。

「先生に変えてくれと言ったんだ」
とのこと。

しかし、ドクターに確認するも
「変更なし」との回答。


…。


電話を切って調剤室で
「どうしよう、どうしよう」
とカモがオロオロしていると、

他の患者さんとの話が終わった
パートの姉さんが心配しに来てくれました。


姉さん
「どうしたの? あの人。
なんかすっごい怒ってたけど


カモ
「このあいだ包装変更があった薬なんですけど
今日また出て、見せたら前のと違う、効かないって
おっしゃるんですよ」


姉さん
「あー、あれ。確かに全然、見た目が違うもんねぇ」


カモ
「どうしましょう~…」


姉さん
「うーん。薬は変わらないんだよね。
あの、変更の”お知らせ”の紙はないの?」


カモ
「あれは…」



姉さんに例のちんまりした紙を見せると


姉さん
「ぶっ、何これ(爆笑)!

絶対納得しないよ!」


そんな~


姉さん
「もうDMないんでしょ? 写真が入ったのがあればね~」



DM…。
皆で回覧したし、けっこう前だったから
もう捨てちゃってますよう…。orz





ん? 写真!(・o・)



メーカーのWebサイトならあるかも!!


姉さんも気付いて急いで調べてみると



バッチリ写真付きのお知らせがデータベースになってました♪


喜び勇んでプリントアウトするカモに
姉さんが、一言。


「でもさぁ、これでも納得しない人っているんだよね」


そ、そんな予告しないで下さいよ!!





とにかく、処方箋に変更はないし、
資料はこれだけだし。


ガガーっとプリンターから
出てきたA4の紙をバババッと見て、

「よし!」

と自分のために気合を入れて患者さんのもとへ。



カモ
「申し訳ございません。お待たせ致しました。
先生に確認したところ、お薬はこのままということでした」


患者さん
「あぁ~? じゃあ前のだろ。
これじゃ効かないんだから」



カモ
「あの、これ本当に前のと同じなんですよ」

患者さん
「えぇ~?」


ペラリと資料を机に広げるカモ。

カモ
「これ、メーカーからの変更のお知らせなんです。

こっちがずーっとお使いになっていた方ですよね。
それが、今度はこっちに変わったんです。
中身は同じなんですよ」


変更前と、変更後の写真を指差しながら
ご説明すると


患者さん
「ふ~ん」


だ、大丈夫かな…


カモ
「体調によってはいつものお薬でも効き方などが
変わったりするんですね。

先生は同じままで、ということだったので、
このまま続けていただきたいお薬なんです」



患者さん
「……」

じーっとA4の用紙を見続ける患者さん。


カモ
「それ、差し上げますから」


患者さん
「あ、そう」



だ、大丈夫かな…


患者さん
「じゃあ、まぁ、続けてみるか」

ボソリと一言。



(゜o゜)え、


あ、あっさり…?




無事、処方箋どおりに患者さんに
お薬を渡すことができたものの、

さいごがあんまりあっさりしていて
良かったのに拍子抜けというか。

うーん。



姉さんからは
「良かったじゃーん。
もって帰ってくれたんだから良いんだよー」
と言われました。


でも、あれでまだゴネられたら
どうしたらいいのか。

カモはまだそういうスキルが無いです…。
ほんと、もって帰ってもらえて良かったです。

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もう、ないんです。2

「前のと全然違うじゃないか!」


と言いながら、パッケージデザインが変わった薬を
つまみあげる患者さん。


この前、お渡ししたときは
納得されていたのに…


心の中でものすっごいオロオロするカモ。


どうしよう…


どうしたら同じ薬だって理解してもらえるだろう……



とにかく何か言わなきゃと
口を開きかけたカモを制し、


患者さん
「前のは効いたけど、
これは効かないんだ!」




( ̄□ ̄;)えぇぇえ――――――っ!





…でも。

今までずっと飲んでいて、何もなくても
体調によっては思わぬ副作用が起きてしまう
ことがあるのが、薬というもの。



そこをキチンと聞いてみようと
どういう症状が今、身体に出ているのかたずねると
確かに薬が効いていないような症状でした。




患者さん
「だから先生に薬を変えてくれって言ったんだよ」


変えてくれ?

もしかして今日は別な薬に変更予定だった??



患者さん
「そしたら薬局で聞いてくれって言われたんだ」




これは…

前のデザインがあるかドクターは分からないから
薬局で聞くように言ったということ?


でも、もし今、在庫があって渡しても
もうメーカーが作っていないのだから
次回はきっと新しいデザインになってしまいます。



今日、解決しなきゃ…。




まずは効かないから変えてくれと訴えた結果を
確認してみることにしました。


疑義照会です。



しかし

病院に電話をかけてドクターに確認してもらうと、


病院の事務さん
「変更ないそうです」



orz...あぁ~


カモ
「ありがとうございましたー」

ガチャ


…次の作戦へつづく。長くなって申し訳ないです。

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もう、ないんです。

普通にお店で売ってるお菓子みたく、
薬にもパッケージなどのデザイン変更があります。


たいていはマイナーチェンジで、
パッケージの商品名が大きくなったり
箱が開けやすく変わったり
会社が合併してロゴが変わったり
…と、部分的なものなのですが。




「うわ、何これ」



と、社長。

パッケージデザインなどの変更は
あらかじめ、メーカーからお知らせが届きます。

宛名は薬局名だったり、社長名だったりなので
たいていのDMは社長が開封してます。




そのDMには…



色も形もまるっきり変わってしまった
医薬品のご案内が…。





カモ
「これ…。患者さん、同じって思いますかね…」


社長
「うーん。これはちゃんと説明しないとだねぇ」



そりゃ、そうです。



患者さんの中には、
本当に、本当に小さな変更でも

「違う薬を渡されたと思った」

と言って飲まない方がいらっしゃる
そうなのです(先輩談)


そんなわけでカモは、ちょっとの変更でも
きちんとお知らせするようにしています。

…たぶん、今のところ大丈夫だと思います。



で、件のその薬。



デザイン変更品が納品された場合、
外箱に「包装変更品」と書いてあり
中に“患者さん向けのお知らせ”が入っているので
それを使って説明しようということになりました。




ところが。




届いた「包装変更品」の中の“お知らせ”の紙が…



しょぼい。



これだけガラッと変えておきながら
なんでこんなにちんまり


しかも、“お知らせ”に薬の名前が書いてない。

「デザインは変わりましたが、成分と効果は同じです」
という簡素な説明のみ。


説得しずらい……。


「どこにもこの薬のことだって
書いてないじゃないかよー!

本当に同じ薬なのかー!?」




そんな患者さんのセリフが頭をよぎってしまいます。



…。


…。


とにかく、そういうセリフをいただかないよう
きちんと説明するぞー! おー!(`〇´)/

薬剤師でちっちゃな団結を固めて
何ヶ月か経った頃。




カモ
「こんにちはぁ。お待たせしましたー。

今日はこの前、新しくデザインが変わったお薬
また出てますねー(^▽^)」


患者さん
「前のと違う!!」


!? Σ(゜□゜;))



患者さん
「前のを出せ!!」


どどどどどーしよう!!

*

長くなってしまったので、明日に続けます~。

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電話相談

「カモ先生、患者さんからお電話です」

と、困った顔の事務さん。

 

どなたですか?と尋ねると、

 

「あの、例の……」

 

 

 

あの、例の……。

 

 

それだけで通じる、電話で有名な患者さん。

 

 

女性なのですが
この方、カモは入社してから
一度も顔を見たことありません。

 

どんなお薬を飲んでいるのか、
どこの病院にかかっているのかも
わかりません。

 

カモは入社して2年目です。

 

つまりもう、かれこれ2年以上も
この薬局ではお薬をお渡しすることなく、
お薬やお体などの相談を受けています。

 

カモが最初に電話でお話したのは
たしか去年の春くらい。

 

その前は、もう辞めてしまった先輩が
対応していました。

 

カモが仕事に慣れ始めた頃、先輩から
「この人、よくかかってくるから出てみて」
と言われて以来、
まるで担当者かのように対応しています。

 

 

カモの薬局には
電話相談の担当というのはありません。

 

たいていは
「この間もらった薬なんですけど…」
というご相談なので、その患者さんに
一番最近、薬を渡した薬剤師が
お話を伺うようにしています。

 

 

 

しかし。

 

この方の場合は、薬をお渡ししたのが
あんまり昔なうえに電話が多いということで。

手のあいている人が話を聞く。

…ということになっているはずが、
タイミング良くカモに当たったことが重なり
前も受けたからヨロシクと
まるで担当者かのようになっております。

 

 

お話をしてみると、非常に真面目で細かい方。

 

お電話の内容は、

 

 

患者さん
「先日、皮膚科で足の薬をもらったのですが
塗っていたら顔がかゆくなったんですけど
お薬のせいでしょうか」

だったり、

「最近、とても眠いんですけど
なにが原因でしょうか」

だったり、 

「湿布を貼っていたら、貼ったところが
赤くなってしまったんです。どうしたらいいですか」

だったり、

「飲み薬をもらったのですが苦くて…
飲まないほうがいいですか」

だったり。

 

でも、

 

「薬の名前は分かりません」

 

ガーン Σ( ̄□ ̄;)ま、また!!??

…それでは調べようがないですよー(>_<;)

 

 

仕方ないので、

 

カモ
「お薬をもらった薬局なら、記録があると思うので
そちらで聞いてみてください」

とか、

「病院に行って、先生に相談してみてください」

というようなことしかお答えできていません…。

 

そしていつも突然、ガチャ切り

 

カモ
「――と思うんですね…(ガチャン!)

 

(゜□゜)ポカーン

 

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ボディガード?

薬局には、定期的に来てくださる患者さんが
たくさんいらっしゃいます。

 

もうずっと、ずーっと、同じ薬の患者さん。

初老の女性の方です。

 

薬局の白いカウンターに並べたお薬を

毎回、

「いつものね」

と言って数を確かめて帰られていました。

 

カモの方も、一緒に内容と数を確かめ

お体に変化はないか尋ね、

「お大事にどうぞ」

と見送っていました。

 

 

 

ところが、最近になって

この方の旦那さんからお電話が来ました。

 

 

その内容というのが…

 

 

 

「この薬、1日2回だが一体いつ使えばいいのか」

 

 

電話を受けたのは管理薬剤師。

 

「1日2回は目安として朝と夕です」

と、まったくその通りな回答をしたところ

  

旦那さん
「そういうことは書いておかなくてはダメだろう!!!」

 

いきなり大クレームに発展。 

 

薬局では、処方箋どおりにお薬を用意するため
外用の場合、特に記載がなければ
お薬の袋に時間帯は書きません。

 

ただ、カモの薬局の外用袋には、
裏面に一般的な注意事項として
回数に応じた「目安の時間」を
印刷してあります。

  

だからカモは初めての患者さんには
袋を裏返して書いてある部分を指差しながら

「1日2回は目安として朝と夕です」

とお話しています。

 

でも、今回のように長い方には
毎回、毎回、裏返して
「1日2回は目安として朝と夕です」
という説明までは……していません。

 

ただ、処方箋の方に「1日2回、朝・夕」
とあればその通りに表側に記載します。

 

なので、今回の患者さんについては
ドクターに次から「朝・夕」まで
処方箋に書いていただくよう、お願いすることになりました。

 

 

以来、その記載を確かめるためなのか

旦那さんが一緒に薬局に来るようになりました。

 

 

お顔を拝見すると、なかなかのコワモテ

 

毎回、自分のことではないのに

 

「治らない」

「何なんだ」

「年のせいだって言うのか」

 

とバリエーションに富んだクレームを残していかれます。

 

ドスの利いた低い声で。

 

奥様想い……なのでしょうか?????

 

 

それにしても、奥様。

もしかして、ずっと薬を使う時間がわからず
過ごされていたのでしょうか。

 

この薬、お使いになってから

もう10年以上ですよ……。

 

カモがまだ薬剤師になろうと
思ってもいなかった頃からですよ…。

 

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はい。1、2のさーん!!

いっつも手にメモを持ちながら

「はい。3、2、5!!」

と目薬の本数を確認して持って帰るオバちゃん。

もうずっとつけている目薬だから

しっかり家に残っている本数を調べて

ドクターに次の受診までにどれを何本、とお願いしています。

…と書くと、さぞかし真面目に点眼してると思われるかもしれませんが。

どうして、どうして

毎回、バラバラ?????

ある時は

カモ
「こんにちはー。今日も3種類ですねー」

オバちゃん
「はい。2、2、3! おっけい!!」

またある時は

カモ
「こんにちはー。今日も3種類でしたー」

オバちゃん
「はい。4、1、2! よし!」

そしてまたある時は

カモ
「こんにちはー。今日は2種類で良かったですかー?」

オバちゃん
「いいの! 3、3! ハイよーし」

このオバちゃん、カモがこの薬局に入ったばかりの頃は

「あら! 先生に言ったのに。本数があってないわ!」

ということがたくさんありました。

目薬は1回1滴で良いので、うまくさせば
先生の書いた処方箋の本数どおりで
十分、次回まで間にあうはずなのですが…

何度かそう言ってみたものの、

ご本人は「無理!」と………(´д`|||)

こちらも毎回の点眼を見にお宅訪問、
というわけにはいかないし、

あんまり何度も同じ話題を繰り返しては
失礼にあたるかもしれないし…

ということで、

毎回、病院に電話をかけて疑義照会してました。

カモ
「あの、今日ですね、先生にお願いしたのと
本数が違うとおっしゃっているんですよ」

最初のうちは病院の事務さんも
「そうですか。先生に確認してみますね」

♪~保留

♪~保留

病院の事務さん
「はい。ではご本人様のおっしゃっていた本数でいいそうです」

カモ
「ありがとうございますー」

だったのが。

そのうち、

カモ
「あの、今日ですね、先生にお願いしたのと
本数が違うとおっしゃっているんですよ」

事務さん
「あー。この方ですね。今日は何本ですか?」

カモ
「えーっと、3、3、5だそうですよ」

事務さん
「はい。わかりました。確認しますね」

♪~保留

事務さん
「はい。3、3、5で良いそうです」

カモ
「ありがとうございましたー」

そして

カモ
「あの、○○さんですが、今日は2、1、4だそうです」

事務さん
「はい。お待ち下さい。

(物音←確認してるっぽい雰囲気)

……では2、1、4で」

カモ
「ありがとうございました」

どんどん話が早くなっていってました…( ̄□ ̄;)

最近ではもう本数はご希望通りになっており、
ドクターに問い合わせることがなくなりました。

そんなわけで、

カモとオバちゃんは毎回

「1、4、2~! はい。OK」

「1、4、2~! はい。OKですね!」

と、指差し確認しております。

コンプライアンスが心配です。

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おっぱいを見てくれ!

お昼休みから戻り、調剤室で

んは~。満腹~*.・(´∀`)/。・*

なんて幸せ気分に浸っていたら

「おっぱいを見てくれ!」

は、えぇっ!!? Σ(゜д゜;)

続いて、うちの事務さんの声。

「あの、ここにはお医者さんがいないので、
そういうことはできないんですよ!」

「いいんだ! いいから、ちょっと見てくれ!」

「ゴメンなさい。ここには、
薬剤師しかいないんですよ!」

「いいよ!だって、先生が見てくれなかったんだから!」

患者さんは、年配の男性でした。

どうやら胸になにか症状があって、
今日行った病院で先生についでに診てもらおうとしたら
断られた様子。

事務さんが困惑しているし、
お昼休みからあがった薬剤師は私だけ。

これは…(-_-;)

…私が行かなきゃ、ですよね。

「見てくれ!」
「ゴメンなさい!できません!」

受付で↑こんなやり取りをする二人のところへ
一応、「こんにちは~」と挨拶しながら行ってみました。

すると、

「お、あんた、ちょうどいい!
ちょっと見てくれ!!」

え―――――――――――っ!!!

Σ( ̄□ ̄;)

シャツの裾に手をかける患者さんを
必死に止めるカモ。

「待ってください!
お体を見て、“診断”するのはお医者さんだけって
決まってるんですよ!」

「そんなこと言われても、
先生に診てくれって言ったのに
『女ならいいけど男の乳なんか見るか』
って言われたんだよ!」

再び、

え―――――――――――っ!!!

Σ( ̄□ ̄;)

いったい、何科に行ってきたんですか。

受付の処方箋を探そうと
あたしの目が泳いだのをすかさずキャッチする事務さん。

「眼科の患者さんです」

と小さく耳打ちしてくれました。

眼科。

眼科で、おっぱい。

そりゃ、診ないですよ……・・・・il||li _| ̄|○ il||l

固まるカモに、まくしたてる患者さん。

「なんともないのに、触ると痛いんだよ!
腫れてもいないし、普通にしてるとなんともないんだ。
触ると痛いんだよ!」

うわぁ…

これは…

OTCというより、皮膚科行き?

「あの、もしお時間があるようでしたら
近くに皮膚科さんもありますから
そちらで診てもらった方が良いと思いますよ」

しかし。

「ちょっとでいいんだ!」

なんとか患者さんが裸にならないまま
堂々巡りをしていると、

「どうしたの???」

目を丸くしながら管理薬剤師、登場。

カモと事務さん、たぶん顔にタスケテと書いてありました…。

カモと事務さんが振り返ったことで
患者さんの矛先は管理薬剤師へ。

「あんた、ちょっと診てほしいんだ!
おっぱいが、痛いんだよ!」

とつぜんの訴えに仰天しつつも、
席に座るよう促す管理薬剤師。

そして、午後の患者さんが来はじめたので
カモは二人が話し込む隣で
ほかの患者さんに薬を渡し続けてました。

どれくらい話していたかは分かりませんが、
おっぱい、おっぱいと言っていた患者さんは
なにやら納得して帰った様子。

なんだったんだろう???

と思って、後で管理に聞いてみたら

「泌尿器科にもかかってるって言ってたから
もしかしたら薬の副作用とかもあるかもしれない。
でも薬の名前が分からないと判断できないって
説明して、一度帰ってもらうことにしたんだ」

副作用。

なるほど~。

ちなみに、疑ったのは「女性化乳房」だそうです。

男性の乳房が女性のように大きくなってしまう症状。

また、見た目では分からなくても、
今回のように痛みを感じたり
シコリがあったりするみたいです。

「胃潰瘍の薬でも起きるし、
けっこういろんな薬であるよ」

ふむふむ__φ(。。)メモメモ

勉強になりました。

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体のふしぎ。

1年ぶりに来たおばあちゃん。

カモ
「お久しぶりでしたねー」

おばあちゃん
「うんにゃ。忙しくて来れなかった」

カモ
「大変だったんですねー。今日はどうされたんですか?」

おばあちゃん
「あんまり来てなかったから、診てもらったんだ」

カモ
「そうでしたか。お体、どうでした?」

おばあちゃん
「変わりないって」

カモ
「…」Σ( ̄д ̄;)

で、1年ぶりに同じ薬が出てたりします。

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卵は何個?

コレステロールが高いと制限される食品といえば?

卵。

このことを最初、知らなくて

薬局で「各食品に含まれるコレステロール量」の一覧表を見て、

コレステロールの1日摂取量の目安300mgに対して、

卵は1個で214mg!!

の記載にマジでビックリしました。

だって!!!

2個食べたら、もう摂りすぎじゃないですか!!

これはビックリだと先輩に伝えたら

「うん。コレステロールが高いからって

先生から卵を制限されている人、いたよ」

そうなんですかー。

初めて知りましたー。

食事で摂ったコレステロールが

そのまま全部、血液検査の値にはならないものの

今のうちから卵の食べ方、気をつけようかなぁ…

…でも、卵焼きって、1個だと作りずらいよう…

何個か使って、2日に分けて食べるのって…どうよ?

そんな小さな葛藤をしてみたりして(笑)。

でも、そんな気にすると食べられなくなっちゃいますから。

とりあえず、卵は1日1個を目安にしてみようかなー

(結局、気にしてますが^^;)

なんて思っていたら、

先日の患者さんでついに、出会いました。

卵制限者(おばあちゃん)。

カモ

「他の病院でもらって、飲んでいる薬はありますか?」

おばあちゃん

「ハイ。コレステロールが高いって言われていて…」

おばあちゃんから受け取った健康手帳をパラパラめくると

メバロチンを発見。有名どころですね。

カモ

「コレですねー」

おばあちゃん

「そうです。それで、私は卵がスキなんだけど

週に2個までって先生に言われてガマンしてるんです…」

週に2個!

こういうケースもあるんですね。ふーむむむ

そういえば、マクロビオティック的には

卵は月数回とのこと。

むむむ…。

卵はそんなに食べなくても良いものだったのですか?

じゃあ、冷蔵庫の卵がなくなっても

急いで買わなくていっか。

そんな結論。

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疲れ目

おじさん
「いや~もう、目が疲れるんですよ」

疲れ目には、ビタミンB12。

おじさんには目の神経の栄養剤として
ビタミンB12の目薬が処方されていました。

どの程度の疲れ目なんだろう?
と思い、聞いてみる…

カモ
「お仕事が大変なんですか?」

おじさん
「まー、それもあるけど。コレよ、コレ

右手でなにかを握って調節するようなしぐさをするおじさん。

カモ
「…(゜д゜)?」

あんまり理解していないカモを無視して
つらいと言いつつ、うれしそうな表情で、

おじさん
「玉がねー、たくさんでしょ。

もう、それを見てるとアチコチ行ってさ」

カモ(゜д゜)ポカーン

もしやそれは…

カモ
「パチンコ…ですか?」

おじさん
「そうそう!

いやぁ、忙しい、忙しい。あっはっはっはっは」

それはー…

目薬より、パチンコを控えた方が…

一応、そんなアドバイスをしつつ、
「1日3回、両方の目に点眼してくださいね!」
なんてお決まりのセリフも添えましたが。

ちゃんと点眼するかなぁ…おじさん。

じゃなくて、ちゃんと点眼するよう説得するのが
薬剤師の役割なんでしょうけど。
こういう大したことなさそうなケースだと
熱くなれません…。

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